• 「 始めて見たガラス絵 」

    画学生の頃、鎌倉の美術館に行った。
    そこで小出楢重の小品ガラス絵の裸婦を見た。
    SMの大きさに古い木の額で飾ってあり
    その輝きに驚いた事がある。
    あれ以来ガラス絵の綺麗さが頭を離れずにいた。
    しかし、本道の形さえ見つけ得ずにいてはと
    遠ざけて大作ばかりを描いていた。
    50歳を超えてから取りかかったガラス絵は
    やはり魔物です。
    魅入ってしまう。